8月4日と8月5日の2日間にわたって、松江工業高等専門学校のオープンキャンパスが行われました。
今年度は、松江高専を志望している塾生がいないのですが、公開されている資料を基にデータ分析を行いました。受験を考えている人の参考になればと思います。
オープンキャンパス参加人数と一般入試倍率の関係
次の表1は、2022年夏のオープンキャンパス参加人数と一般入試出願者数をまとめたものです。
オープンキャンパス参加者数を基に定員40人で倍率を計算したものと
2023年春の一般入試の出願倍率との間に相関係数0.98という非常に高い相関があります。
オープンキャンパスでは、志望する学科・興味のある学科の体験を申し込むので当然といえば、当然の結果ではありますが、思っていた以上に高い相関があることに驚きました。
【表1 2022年夏のオープンキャンパス参加者と2023年春の一般入試出願状況】
2024年春の一般入試の出願倍率の予測
今年の夏のオープンキャンパスにおける各学科の参加者数は、高い相関で2024年春の一般入試の出願倍率になることが予想されます。
【表2 2023年夏のオープンキャンパス参加者】
【各学科の出願予測】
- 情報工学科と環境・建設工学科は、共に昨年以上の高倍率になると可能性がある。
- 機械工学科は、昨年低倍率であった反動から高倍率になる可能性がある。
- 電子制御工学科は、昨年同等もしくは若干倍率が下がる可能性がある。
- 電気情報工学科は、大幅に倍率が下がる可能性がある。
来年春は、電気情報工学科が狙い目かもしれない?
松江高専を考えている人がこの夏行うべきこと
・数学や理科は、先取り学習をして中学3年生の内容を一通り終えること。
・英語は、間接疑問文、後置修飾、関係代名詞、仮定法などの文法事項を先取りする。
・一般入試の過去問に挑戦し、問題のレベルや自身のレベルを確認する。
・推薦入試の内申点をクリアできそうならば、学校の先生に相談してみよう。
・推薦の可能性があるならば、推薦入試の数学の過去問にも挑戦してみよう。
★上記は、昨年、松江高専受験した塾生(推薦入試合格)が、夏休み~9月に行ったことの一部です。
松江高専の合格ラインは?
毎年秋に行われる受験説明会に参加しよう!
そこで配布される資料に前年度の合格者の内申点や入試点数のデータが記載してあります。
各学科、合格者の平均点以上を目標に取り組むと良いと思います。
ちなみに高倍率になる情報工学科は、他学科合格者の平均点ぐらいが最低合格ラインです。
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