公立高校の合格発表が終わり、同時に定員割れした高校・学科で二次募集が行われます。
不合格になった人の選択肢は、併願受験した私立が合格していたら私立高校か、2次募集のある公立高校に再チャレンジするかの2択になります。
出雲エリアで考えると定員超過していた出雲高校、大社高校、平田高校、出雲商業高校の不合格者が主な対象になります。
ただ、普通科の高校を目指していた人にとって、二次募集している専門系の高校が選択肢になるかというと難しいところかもしれません。
定員超過していた高校からの二次募集への挑戦は、合格できる可能性が高いので、合格したところで頑張れば良いと思います。
見落とされがちですが、一般入試で定員割れをしていても不合格になる場合があります。
この場合は、各高校が内々に設定している最低点数を満たしていないからと考えられます。
そういう人は、私立高校が受かっていたら、そちらへ進むことをお勧めします。
定員割れしている高校だから、点数がとれていなくても合格できるとは考えない方が良いです。
出雲市から見た場合、山間部へ行けば、定員割れしている普通科の高校がいくつもあります。
地元の中学生を全員受け入れることもできるぐらいなのに、わざわざ遠くの私立に進学する生徒がいるのは、点数がたりないと不合格になるからです。
そういうことも考慮して、最後の選択をしましょう。
2026年度の入試に向けて
公立高校を目指す人は、私立併願で合格できるだけの点数を取りましょう。
目安は、500点満点で200点以上。
また、次年度は、推薦入試の方式が新たになるので、定期テストでの内申点対策が重要になります。
2回の受験機会を得られるように志望校の受験要件をチェックしておきましょう。