出雲市の個別学習塾 セルモ出雲枝大津教室。
2024年春の島根県公立高校の入試の結果概要が発表されました。
平均点・得点分布データより
平均点は、前年から4.1点ダウンの135.1点。
英語は、30点を境に点数分布が二極化し、15点と40点の2つピークが存在していた。
複数ある英作問題に対応できた人は、40点前後まで点数を伸ばせたと思われる。
次のグラフは、500点満点に換算した5教科合計と教科毎の平均点の推移をまとめたものである。
問題の難易度と分量に関する調査結果より
中学校と高校の教科担当者への入試問題の「内容程度」「問題分量」に関するアンケートが行われています。
このアンケート結果を基に次年度の入試問題が考えられているためか、平均点の推移は「ギザギザ」になる傾向がみられる。
基本的に「ほぼ適当」の意見が、9割を占めているが、少数意見の偏りは着目すべき点と考えられる。
「問題の分量」に関して
→全教科で多い。
「問題の程度」に関して
・英語
→中学・高校ともに難易度を上げる。
・社会と理科
→高校は難易度下げる。中学は難易度上げる。
・国語
→中学・高校ともに難易度を下げる。
・数学
→中学は難易度を上げる。高校は、適当。
アンケート結果を2025年の入試に反映するならば、問題の分量を減らして、社会・理科の難易度を下げ、英語の難易度を上げる流れになる。
グラフを基に考えると2025年度の入試では、平均点が上がる流れであるが…。
入試で求められる速く正確に読み解く力
国語や理科や社会は、問題を解く前に読まなければならないことが多いことが、難易度を上げている。
限られた時間の中で速く読み解く力が求められるようになっている。
文章だけでなく絵図やグラフなどの資料を読み解く力も求められている。
これは全ての教科に共通する学習基礎能力の一つであるが、学校で教えてもらえるものではなく、それに特化したトレーニングを行わなければ、なかなか身につけることができない能力です。
そのため当塾では、速読解・思考力講座を取り入れています。
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2024年春の島根県公立高校の入試の結果概要の詳細については、島根県のホームページでご確認ください。
>>島根県のHP参照