3学期の学年末試験が終わり、公立高校の入試が終わり、3月14日の合格発表を待つのみとなりました。
春休み前に1年の総まとめとして、塾生と保護者も交えて三者面談を始めました。
・期末テスト結果について
・各教科の学習進捗状況や問題演習の点数分布
・志望校について
・今後の入試に関する情報
・その他の相談事項や要望などの雑談
日々の学習状況は、毎回、保護者のLINEに報告していますが、定期的な面談で生徒・保護者・塾(私)の進むべきベクトルを揃えるために行っています。
学習記録について
中学3年生の理科の学習記録のサンプル。
学習データを出力したものを一目で学習進捗とその理解度が分かるように独自の加工編集を行ったものです。
いつ学習し、各単元の演習問題の1回目が何点だったかを色(青→緑→黄→赤)でわかるようにしてあるので、苦手な部分を確認し易くしています。
定期テストの範囲を学年・試験単位で表示してあり、試験に対して進んでいるのか、遅れているのかを判断することも容易です。
下記サンプルの生徒の場合、中学3年生の理科は、12月の初めに全て終えました。
そして高校入試に向けて、各単元毎にある「まとめの問題」を中学1年生から順番に取り組み、正解率の悪かった単元を抽出して、基本から復習しました。
クリア欄の色がちょっと濃いところは、2回以上学習をしたことを表しています。
定期テストの点数は、3年の学年末で自己ベストを更新し、入塾前の2年生2学期末と比較すると30点アップ。
こういった資料を面談の際に提示して、学習状況をお話ししています。
志望校について
面談時は、毎回、志望校について確認しています。
将来、何になりたいかが不明瞭な状態から、経験や情報を得て少しずつ形になってくると進むべき道も明瞭になってきて、志望校が変わることもよくあるからです。
来年度の公立高校入試から、推薦入試の形式が大きく変わり、中学校の推薦状が不要になります。
各高校が指定する条件を満たしていれば、推薦入試にエントリーでき、一般入試と合わせて、2回の受験チャンスを得ることができます。
学業面でいうと内申点が規定点数以上であること。
行きたい高校があれば、その点数を意識して、中学1年生から取り組む必要があります。
そういった情報を始め、各校の目標点数など、その時点での最新情報をお話しして、情報を共有しています。
その他の相談事項・要望など
保護者様を交えてお話する折角の機会なので、相談事項や要望などもうかがっています。
体験授業は、両親のどちらか一方が来校されることが多いため、面談でもう一人の方が来校された際には、面談の後にお子さんの学習する様子を一緒に見て頂くこともあります。