高校入試の歴史を学習する際にどのように学習していますか?
教科書や参考書、問題集などを使うと「時代のかたまり」ごとに学習することになります。
高校入試では、「縄文・弥生~江戸・ペリー来航前」と「ペリー来航~現代」の2つのグループに分け、その中で問題が出題されることが多いです。
その中で時の流れを正しく把握できているかが重要になります。
受験を控えた中学3年生には、毎年、縄文~昭和まで書いたカードを古い順に並べてもらっていますが、初回に全問正解できる生徒は、稀です。
大きな枠組みである時代を正確に並べることができなければ、順不同で作成された歴史の問題に対処することは難しくなるでしょう。
定期テスト向けの歴史の学習
定期テストで出題される歴史の問題は、教科書の指定された範囲から作成されます。
教科書対応の当塾の教材で「基本を学び」「要点をまとめ」「問題演習で理解度を確認」を繰り返し行うことで基礎知識の習得はできます。
塾の教材でなくても学校のワークを繰り返し行うことです。
テスト範囲の学習を一巡したら、試験問題などで実践演習して、問題レベルで不足する知識を補っていきます。
高校受験向けの歴史の学習
高校受験や学力テストなどこれまでの学習範囲を網羅する歴史の問題は、前後の時代のつながりも重要になります。
(1)最初に行うことは、縄文時代~令和までの時代を正しく並べれるようになること。
(2)権力者・法令・文化・争乱・外交などテーマを設定し、年号順に整理して時代背景と合わせて学習します。
(3)全項目でそれぞれを関連付けながら、時代の流れを学習します。
最後は、入試問題などで実践演習を行い、問題に慣れ、出題パターンなどを身をもって確認すると共にできなかった問題やわからなかった問題を復習します。
穴埋め形式の年表は、この春の入試対策向けに作成したものの一つ。
「時代と年号」「時の権力者」の穴埋めを最初に行う。
間違いなくできるようになったら「時の権力者」に絡めて文化、政策、法令などのテーマへ展開する。
空いた時間に覚えているかの確認などにも使う歴史のワードマップのボード。
情報を整理することにも役立ちます。
「ことば」にプラスして、教科書にでてくる絵図・写真をワードマップに盛り込んでイメージとして暗記します。
今回は、歴史を学習する方法の一つを紹介しました。
当塾は、一人1台のパソコンを使って学習を進めて行きます。
それはあくまで基本的な事柄を学習するための教材の一つです。
その先は、一人ひとりの目的やレベルに応じて対応・提案しています。